【カラミざかり3(桂あいり)】ネタバレ感想 NTR風味の青春シリーズ完結作

価格 1430円
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今回紹介するのは、同人サークル桂あいりから販売されている「カラミざかり3」です。

本作は、この夏に処女と童貞を卒業したばかりの高校生の男女4人が織り成す寝取られ群像劇で、シリーズ三部作の完結編になっています。
【カラミざかり1+2(桂あいり)】ネタバレ感想 男女4人の爛れた寝取られ系青春漫画

 

あらすじ

夏休みはまだ続いており、「飯田里帆」と「新山智乃」はあれからも「大学生」と連絡を取っていました。
街まで車で迎えに来てもらい、そして連れて行かれるのは彼が住むマンションの一室。

到着すると3人はベッドに行く手間さえ惜しむように玄関先で絡み合います。
飯田と新山は二人一緒になって、大学生にキスやフェラでご奉仕。

寝室に移動してからは3人とも全裸になって、手コキやクンニやシックスナインなど、ありとあらゆる形でそれぞれの身体を愛撫し合っていきます。

まずは新山から挿入され、それが終わると飯田とのセックスがスタート。
先にイかされた新山がグッタリとしている横で、二人はそれよりもさらに激しいセックスを演じていき、飯田も素直に「気持ちいい」と口に出してしまうほど。

そうして夜になるまで何時間も絡み合った後、新山は先にシャワーを浴びるよう大学生に促されます。

それで今日の行為は終わったのだと思う新山でしたが、シャワーから戻ると大学生は飯田とまたセックスを始めていました。
さらに繋がったまま二人でシャワールームへと入っていってしまいます。

後日、いつものように飯田が連絡を受けて待ち合わせ先に向かうと、そこには新山の姿がなく大学生だけがいました。
彼の本命は飯田だけだったようで、もう新山には連絡を入れずに飯田とだけ会おうとする大学生。

飯田はそれに対して何も言わず、ただ受け入れて二人きりでセックスするように。
やがて大学生にアナル開発されたところで彼の友人も加わり、そこで二穴セックスも経験してしまうのでした。

その頃、飯田に片想いしている「山岸高成」は、自宅で一人悶々としながら過ごしていました。
スマホで飯田にメッセージを送ろうかと思いつつも、結局なにも送らずにただ過去のやりとりを読み返す彼。

そのログの中には、親友「吉野貴史」が送ってきた飯田とのハメ撮り画像も。
それを見ながら、高成は「吉野とセックスする飯田」や「野球部OB(カラミざかり2に登場)に輪姦される飯田」を想像してオナニーするようになっていきます。

吉野はというと、怪我が治っても練習をサボっていた罰として野球部でひたすらしごかれていました。
日が暮れそうになるまで居残り練習させられた後、一人でグラウンドのトンボがけまで命じられる吉野。

そうしてグラウンドに一人残っている彼を見て、先輩で野球部マネージャーの女子「竹内」が声をかけてくれます。
竹内は吉野にとって以前から憧れている先輩でした。

ボールを片付けた後、野球部の部室で二人きりになったところで竹内から「練習をサボって何してたの?」と世間話を振られる吉野。
そこで彼は少し迷いながらも「セックスです」と正直に返答。

思わぬ答えが返ってきて動揺する竹内に、吉野はそのままセックスの話題を振り続けます。

そして竹内が戸惑っている間に攻め続け、その場で彼女にこの夏休みに培ったテクニックを披露。
なんとこれをきっかけに、吉野は念願だった竹内の恋人になるのでした。

そうして様々な夏休みを経て、二学期が始まった教室で久しぶりに再会を果たす4人。
カノジョができた吉野は相変わらず野球部にしごかれながらも幸せそうな様子。

飯田と里帆の間には少しだけ距離ができていました。
そして高成は、飯田が誰かとセックスする妄想に取りつかれており、彼女がクラスの男子と少し話をしているのを見ただけでも興奮。
そのまま学校のトイレでオナニーするようになってしまいます。

そんな高成は学校からの帰り道、珍しく飯田と帰らず一人でいる新山を見つけて、声を掛けました。
新山は、飯田が自分に内緒であの大学生と会っている現場をたまたま目撃してしまい、それから飯田とはギクシャクしていたのです。

同時にムシャクシャもしており、いいなと思っていた大学生を横取りされたような苛立ちから、「里帆は大学生のセフレとヤリまくってる」と高成に告げ口。
二人は実際にその足で大学生の家の外まで赴き、二人が激しく絡み合う声や気配を窓の外から盗み聞きしてしまうのでした。

そこからの帰り道、新山は高成に「ごめん」と謝罪。
彼が飯田に惚れているのを知りながら、ストレス解消の嫌がらせをしてしまった事を謝ります。

しかし高成が勃起しているのを見つけると、そのままネットカフェの防音個室に入って彼女たちも絡み合います。
ところが新山がいくらキスやフェラをしても、高成の股間は萎えてしまい一向に硬くなりません。

しかし高成が「大学生ってどんな人で、どういうセックスしたの?」と質問し、それに新山が答えていくと次第に硬度が回復。
挿入直前になっても「飯田はどんな風に犯されたの?」と飯田の事ばかり訊いてくる高成に、微妙な顔をする新山。

それに高成は気付いているのかいないのか、大学生に犯される飯田の姿を妄想しながら新山を抱いていくのでした。

その後に高成は、吉野からの「想いはきちんと伝えないとな」というアドバイスもあってか、遂に自分から飯田のスマホにメッセージを送ります。
もう夜でしたが「今から会って話したい」という高成の願いに応え、待ち合わせ場所に来てくれる飯田。

そこで高成は、自分と同じく緊張した様子で佇む飯田に対して、自分の想いを告白していき……。

そして数年後、無事に高校を卒業して今は社会人となっている高成は、喫茶店で飯田と楽しそうに会話。
その喫茶店にアルバイトとして勤めている飯田は高成と笑顔で話をし、会社から呼び出しを受けた彼を「頑張ってね」と見送ります。

あの告白の夜、高成はなんと飯田に自分の性癖を正直に打ち明けて、彼女が体験したセックスの話を聞かせてほしいとお願いしていました。

飯田はそれに驚いた顔を見せるも、彼女もまた秘め事を打ち明けられる誰かを求めていたのか、高成に色々と話してくれるようになっていったといいます。

それから、「大学に進学して新歓コンパで輪姦された話」「大学時代の彼氏に黙って浮気した話」「また別の同棲中の彼氏やその会社の部下に激しく抱かれた話」などを逐一教える仲になった高成と飯田。

そして今、飯田は奥さんに出ていかれたばかりの喫茶店マスターと不倫セックスするのだと高成に話していたのです。
そんな特殊な性癖に目覚めてしまった二人ですが、理解と協力を得られた二人はどちらも幸せそうにしているのでした。

 

まとめ

155pという圧倒的なボリュームで贈られる大人気シリーズの完結作です。

本作は学生の男女4人が性に目覚めていくところから、主人公が好きな子が他の男に抱かれている事に興奮を覚えるようになるまでが丁寧に描かれた寝取られ風味でありながらの主人公にとってはハッピーエンドという内容でした。

序盤から大学生とJK二人の激しいエッチが数十ページに渡って描かれますので、1と2に引き続き乱交系の寝取られが好きな人にお勧めしたいシリーズです。

後半は高成による妄想シチュが多くなり、飯田が(半分くらいは妄想の中で)たくさんの男性とエッチする形に。
なのでヒロインが特定の誰かのものになるのではなく、次から次へと新しい男と関係を持ってくような話が好きな人も楽しめるかと思います。

またシリーズ全体の特徴として「登場人物のモノローグがほとんどない」というのがあり、良い意味でシンプルな吉野を除く3人が内心なにを思っているのか分からないあたりが、物語を面白くしていたと思います。

飯田も高成もかなり無口な子で、自分の気持ちをなかなかハッキリ口にしてくれません。

それによって生まれるモヤモヤした感覚がNTR好きに受けた要素の一つではないかと思いました。
作中の高成と同じように色々想像するのが好きだとハマる作品なのではないでしょうか。

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以上「カラミざかり3」の紹介でした。