【新・他の男の精液で孕んでもいいですか…? 3 浮気手記に綴られた快楽の爪痕】ネタバレ感想
価格 | 2860円 |
購入リンク | FANZAリンク DLSiteリンク |
今回紹介するのはアトリエさくらから発売されている『新・他の男の精液で孕んでもいいですか…? 3 浮気手記に綴られた快楽の爪痕』です。
アトリエさくらの新他孕シリーズで、本作のヒロインはメンヘラ系JKヒロインが登場します。
あらすじ
本作は主人公「磯谷雅人」が、少し離れた看護学校に通う恋人「宮園さやか」と一緒に複数校が合同で行う演劇会に挑戦するところから始まります。
さやかは小柄で可愛らしく、どこか天然気味なマスコット的存在でありながらもその演劇部の部長を務める女の子。
雅人は2年前にたまたまその合同演劇を見る事になり、さやかに一目惚れしました。
その翌年には雅人も合同演劇に役者として参加し、公演当日にさやかに告白して交際がスタート。
そこから一年間、さやかとはセックスも含めたラブラブな恋人生活を送ってきた雅人なのですが……彼には一つだけ心に引っかかっている事が。
それは「さやかには元カレがいて、その男と初体験を済ませてしまっていた」という事。
さやかは自分の過去を気にする雅人に、「元カレとは遠距離恋愛になって別れた」「向こうの浮気が原因」「セックスしたのは3回だけ」「慣れてなくて全然気持ちよくなかった」など、訊かれるがままに事実を告白しています。
申し訳なさそうにするさやかに対して、雅人も同じく「一々こんな事を気にしてしまってごめん」と謝りながら、しかし時折ふとさやかの過去が気になってしまう雅人。
今の二人は自他共に認めるバカップルそのもので、セックスもお互いに気持ちよくなれています。
また、さやかが一人暮らしという事もあって雅人が泊っていく場合も多く、翌日さやかの足腰が立たなくなるまで激しく愛し合う事も。
そんなラブラブな恋人生活を送りながら、今年も雅人は合同演劇に参加を決意。
しかも今回は主演の座を狙い、ヒロイン役のさやかと舞台の上でも一緒になるつもりでいました。
舞台には、雅人の同級生で、同時にネットで大人気のイケメン作曲家でもある「的場剛」も裏方として参加。
的場は「今回の楽曲は磯会と宮園のために曲を作った」と言ってきて、そんな彼や他の劇団員の協力、そして他ならぬ雅人の努力もあって彼は見事に主演をゲット!
そこから本番までの数週間は忙しい練習の日々となりますが、それでも時間ができれば雅人はさやかの部屋に行って彼女とイチャイチャ。
そうして演劇もプライベートも充実した時間を送り、本番の公演も大成功を収めるのですが……公演後に女子部員の一人が雅人に話しかけてきます。
「そこに落ちてたから宮園さんに届けておいて」と、その女子から「さやかの手帳」を渡される雅人。
やたらと「中を見ちゃダメだよ、絶対だよ?」と念押ししてくる女子部員に妙な胸騒ぎを覚えた彼は、コッソリと手帳を覗き見てしまいます。
するとそこには、さやかの字で綴られた、彼女と的場の浮気の様子が……!
しかし二人が寝た事実は書かれていても、肝心のそうなった経緯はぼかされていて詳細が分かりません。
雅人は恋人が浮気していた絶望感に襲われながら、同時に「彼女はまだ他にも秘密を抱えているのでは……?」と疑い始めるのでした。
本作は今までのシリーズと異なる点が多く見られる意欲作となっています。
従来ならば、上述したような展開が繰り広げられる主人公視点の一周目をクリアすれば、その後にヒロイン視点が解放されて、本編の裏で起きていた事のネタばらしが始まります。
しかし今回は、マメに手帳に日記をつけるさやかの「浮気手記」がその代わりとなっており、これを本編で入手すると、それに対応したヒロイン視点の回想シーンが解放されるという仕組みです。
そして浮気手記の入手タイミングはおおよそ6つあり、どのタイミングで入手できるかは道中で主人公が選んだ選択肢次第となります。
入手タイミングが変われば浮気手記の内容も変わり、異なる回想シーンが解放されていくのです。
1~6の浮気手記を全て入手し、回想モードからヒロイン視点も確認すると、さやかの最大の秘密が書かれた「浮気手記0」を読む事が可能になります。
その後さらに本編をやり直し、最後まで進める事でトゥルーエンド(?)の条件となる選択肢が出現します。
というわけで、本作は今までのように主人公視点とヒロイン視点を一周ずつ読めば終わるというものではなく、主人公視点で何度もやり直しをしながらヒロインの秘密を探っていくという、ミステリー要素も含んだ作品となっていました。
間男として登場するのは「的場剛」に加え、以前さやかとセフレ関係だった「芦住晃太」の2人です。
簡単に書くとさやかは昔の恋人に浮気されて別れ、傷心中に婚約者のいる芦住とセフレ関係に、その後で主人公と付き合い始めますが、芦住とセフレだった事が的場にバレて的場とも関係を持つようになります。
更に的場に脅されて肉体関係を持っている事を芦住に知られて嫉妬した芦住とも浮気するように…といった展開です。
エッチのシチュエーションとしては、「浮気」という事で和姦が多めになっています。
また、さやかは普段から恋人である主人公とも頻繁にお泊りエッチをしているくらいなので、浮気エッチでも一回で終わるシーンはほぼ存在せず、長尺で何連戦もするものが多かったです。
更に「エッチが好き」と主人公に公言している事もあり、浮気エッチの中にはさやかの方が間男をリードしていくシーンもありますが、セフレ関係だった芦住とのSEXではさやかの身体を知り尽くしている芦住によってアヘ顔を晒すまでにイカされまくります。
それから「浮気手記」を回収した際、さやかが罪悪感まじりに浮気エッチの内容を音声付きで朗読してくれる仕様となっていました。
また、主人公がさやかが過去に他の男と経験があるという事で悩んでいるのを知りながら快楽に負けて浮気するといったシチュもあり、ヒロインはアトリエさくら作品の中でも結構なクズヒロインですね。
なので「クズヒロイン」「浮気」「女性側も積極的」「一晩で何度も」「浮気報告」などのシチュエーションが好きな人にはオススメな作品だと思います。
そして「寝取られポップアップ機能」みたいなものがあります。
浮気手記とヒロイン視点を解放した後でまた主人公視点の本編に戻ると、ヒロインが浮気をしているタイミングで「貴方の恋人が今セックスを始めました」といった感じの短いメッセージが画面隅に出現するように。
メッセージは「射精が近づいています」や「貴方の恋人は絶頂しました」といった具合に細かく更新されていくので、トゥルーエンドを目指して周回する際にも一周目とは違う気持ちで楽しめる作りになっていました。
まとめ
浮気手記や、それを読んでもなお残るヒロインの謎……それらを解き明かした後で現れるポップアップ機能など、面白い作りになっている新他孕シリーズの3作目。
最初は正直「いつもと勝手が違い過ぎて何が何だか分からない……」と困惑しましたが、仕組みを理解すると謎解きが面白くなってきて、個人的には過去2作以上に楽しめました。
ただし、いつもに比べてシーン回収が面倒くさいシステムとメンヘラで癖の強いクズヒロインという事で、かなり好き嫌いが分かれるゲームだと思います。
以上、『新・他の男の精液で孕んでもいいですか…? 3 浮気手記に綴られた快楽の爪痕』の紹介でした。