【倉田有稀子の告白 3】ネタバレ感想 シリーズ完結作で巨根老紳士編

価格 880円
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今回紹介するのは、同人サークル オタクビーム/大塚まひろ から販売されている「倉田有稀子の告白 3」です。

本作は、夫に不倫がバレた32歳人妻「倉田有稀子」が、夫に詰問されながらその不倫体験を静かに語っていくというNTR告白漫画です。
これがシリーズ3作目にして完結編となっています。

 

あらすじ

ヒロインである32歳の不倫妻「倉田有稀子」は、夫の「倉田直樹」に対して不倫告白の最中です。

有稀子の不倫相手は3人で、その最後の相手である「小松澤信雄」という男について語っていく有稀子。

彼女が小松澤と会ったのはほんの五日前の事でした。


二人目の不倫相手(第2話参照)に犯されてからは二カ月後にあたりますが、その頃になってもまだ有稀子はあの激しいレイプセックスの快感を忘れられず、欲求不満な状態にありました。

そんな中で三人目の不倫相手を求めて、また男性とコンタクトを取ってしまう有稀子。
そして現れたのは、ある会社の社長をしているという初老の紳士、小松澤です。


小松澤は落ち着いた性格の聞き上手な男で、有稀子は彼にこれまでの不倫体験や胸に抱えた後悔などを全て告白していきます。

そして「あなたの一番の間違いは、ご主人に気持ちを伝えられなかった事ではないですか?」「これからでも伝えられるといいですね」などの言葉も貰い、それで綺麗に終わりかと思われましたが……

そのまま不貞行為なしで終わりそうになった有稀子は「私はセックスしに来たんです!」と言って小松澤を引き留めます。

そうして小松澤と一緒に豪華なホテルで不倫セックスし始める有稀子。


まずは有稀子が、小松澤の丁寧なクンニでイカされて潮噴きさせられます。

その後、小松澤の超巨根があらわになると有稀子の目は釘付けに。
小松澤は、その巨根を面倒見切れない妻から女遊びを公認されていると告白。

フェラと手マンでお互いの性器をじっくりと濡らしてから、ゴムも着けてその巨根を挿入される有稀子。

挿入には時間をかけ、奥まで馴染むようになってからピストンを始めてもらった有稀子ですが、それでも小松澤が射精する頃には息も絶え絶えになってしまいました。

その時点で切り上げれば夫の帰宅時間に間に合うと分かってきた有稀子ですが、彼女はそのままホテルに残って小松澤に抱かれるのを選びました。


浴室に場所を変えて立ちバックで二回戦に臨み、その後も部屋に戻って様々なプレイを繰り返す有稀子。

最後までゴムは着けてもらっていましたが、欲望のままに小松澤を求めた彼女の顔は満足そうでした。

……そんな話を夫に告白すると、夫から「それで終わりか?」と尋ねられます。

それに有稀子は「その後も、送ってもらった帰りの車でフェラをしてあげた」と言い、激昂した夫から首を絞められます。
抵抗はせず、ただ静かに涙を流して受け入れる有稀子。

そこで夫は我に返って手を放し、謝りますが、有稀子は「あなたは悪くない」と笑いました。

すると、今度は夫が「俺は4年前に不妊症が分かって、それがショックでセックスレスになったり、お前が子供を諦めてくれるのを待っていたりしたんだ」と告白。

有稀子はそんな夫の告白を聞いて「話してくれたらよかったのに」と言いつつも、夫の苦しみに気付けなかった自分を責めて涙し、何度も謝罪を繰り返すのでした。

それから一年後、昼間の公園で待ち合わせをする有稀子と直樹。
呼び出したのは有稀子の方で、彼女は「慰謝料の残り」が入った封筒を直に手渡してきます。

二人は既に離婚しているようですが、直樹は「別に急がなくてもいいのに」「この後ヒマなら……」と有稀子と復縁したそうな雰囲気を持っていました。

しかし有稀子は「仕事を抜けてきたので」「どうかお元気で」と、もう直樹と元に戻る事はないとはっきり感じさせる態度で立ち去ります。

直樹と別れて公園から出る際、誰かに電話で何か話している有稀子。
彼女はその電話が終わると、スマホから直の連絡先を削除し、空を見上げて涙するのでした。

 

まとめ

本編は71pで、ストーリー部分とHシーンが半々くらいの構成になっています。
本シリーズのストーリー展開が好きだったり期待していたりする人は楽しめると思います。

シリーズ全体のクライマックスとなる三人目の間男とのHは「超巨根の紳士に優しく抱かれる」というシチュでした。
巨根でガンガン犯されるのではなくて、静かにじっくりと愛される感じのシーンになっています。

ストーリーもそうですが、静かで切ない雰囲気が漂っていますので、そうしたNTRモノを読みたい人におすすめですね。

ストーリー重視なのでレビューも賛否両論ありますが、個人的には最終話ではヒロインに全く好感が持てなくて残念な感じでした。
言い訳ばかりで夫には自分が悪いと開き直り、最後にはやり直すチャンスも与えないという夫がちょっと可哀想過ぎましたね。

実用性は低めのNTRシリーズなので、リアル寄りの話にするならもう少しハッピーエンドで良かった気がします。

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以上「倉田有稀子の告白 3」の紹介でした。