タネツケアナバのネタバレ感想 実用性の高い短編集もの

今回紹介するのは、kiasaによる成年コミック『タネツケアナバ』です。

私は同作者によるNTR作品の『ひなたネトリズム』が気に入っていたのですが、本作は寝取られは薄めで背徳の快楽に堕ちていく女たちの様子がぎっしりと描かれております。。
7編+描き下ろし2編が加わり、全9編が収録されています。

「穴場のアナば」
女学生の白石は性的なことに興味津々な地味な女子生徒です。人付き合いは面倒だと口にする白石は夕方になるとセックスしたい人同士が集まる場所へと向かいます。
白石はつい最近この場所を見つけては行為に耽っています。

夕方の場所でフェラや男のモノの区別をし、学校内でも早くあの場所にいきたいと快楽の虜のような顔をみせます。
ですが少し「やりすぎ」てしまったようで名前が知られて学校内でも噂になっているという脅しの名目で生でセックスをします。

口ではダメといいながら足でしっかりとホールドをして中出しの虜を味わいました。
もっといけないことがしたいと思いながら学校内で話し掛けてくる男子(橙谷)を獲物のような目で見て…終わります。
「なしくずくずし」と話の繋がっていきます。

「なしくずくずし」
女学生の緑野は幼馴染みの橙谷に好意を寄せています。
そんな折に生徒会長の青山に、橙谷と同じ委員をしている「穴場のアナば」の白石の噂を聞かされます。
気になった緑野は青山とともに噂の場所へと向かい、誰かが来たのでとび箱の中へと隠れます。

橙谷が白石に告白しますが、白石はお構い無しに気持ちいいことをしよう、というシーンを目撃します。

どうしても白石と橙谷の行為に目を奪われる緑野の隙をつくように青山も大胆に緑野を責めていきます。
白石と橙谷の行為が終わりようやくとび箱から出ますが、緑野は下着も穿かずによろよろとなっているところを青山が後ろから一気に貫きます。

題名通りになし崩しで本番までに至った緑野ですが非常に気持ち良さそうな蕩けた顔が堪りませんね。
体育館倉庫は鍵を掛けられ朝まで青山とセックスに耽り、自己催眠のように青山のことが好きだから大丈夫。気持ちいいから大丈夫…と緑野が言い聞かせて

実はすべて青山が仕組んだことであることがスマホでわかって終わります。
このまま「くずしオチ」へと話は進みます。

「くずしオチ」
その後も関係を続ける緑野でしたが、都合の良い「女」のように扱われているかのようで、初っ端からフェラシーンから始まります。
その後青山の提案で海へと向かいます。そこで白石と橙谷が海で本番をしているところで出会します。
青山が付き合ってる者同士の刺激としてスワッピングを提案します。
白石は当然、受け入れて見せつけるように行為に耽り出します。
緑野と橙谷も仕方無いといった体裁ではじめて、緑野は青山と違いを改めて認識します。
その後はお互いの相手とまた本番に入り、同時に中出しを決められます。

緑野はその行為で理解しました。自分が好きなのは青山でも橙谷でもなく「気持ちいい」こと。
最後は橙谷と路上でセックスをして終わります。

「オチのさき」
白石と緑野はルームメイトになり、相変わらず男を漁りまくっているようです。
橙谷と青山ともまだ続いているという感じで終わります。

「せんぱいで息ヌキ」
今度は男視点です。日比谷は凉見という彼氏持ちの先輩に好意を抱いています。

そんな折に息抜きに連れて行かれた風俗で凉見そっくりの「すず」と出会います。
しかし行為の最中で涼見と確信します。
本来はトップレスにはならない店のようですが、共犯になることで他人の振りを続けるように提案されます。
日比谷は火がついたようでキスも下も触るのはNGの店なのに強引にエスカレートしていきます。
涼見の服からゴムを見つけ、どうして持っているのか問い詰めます。裏オプションで本番をしていることを仄めかされ日比谷はそのまま涼見と本番まで遂げます。

金に困っているなら店を介するより直接が効率がいいことを告げ「延長」と称してホテルでヤリまくって終わり「せんぱいとホンぬき」に続きます。

「せんぱいとホンぬき」
こちらは女の涼見視点のオマケ。学校の教授も体で籠絡している様からはじまります。
前回の続きで日比谷がお金を持ってきます。涼見は笑いながら日比谷との行為が一番好きだと告げて
研究者として一本立ちしたら日比谷を囲うから覚悟してね、と甘々で終わります。

彼氏の存在が希薄なのでNTR要素はほぼ皆無です。

「ね?ね?ねえ」
弟の小太郎視点で始まります。姉の秋は度外視のスキンシップをしてくる悩みを抱えてます。
パジャマにブラ無しでほとんど迫って来る状態で一緒に添い寝からくっついているだけだからと言われて邪険に出来ずにいます。

学校内で秋がモテることを聞いて仄暗い嫉妬を覚えますが、姉弟だからどうにも出来ないと小太郎は妄想の中で姉である秋を犯しますが

半分寝ていたようで起きるとまた夜這いのような格好の秋がいて、ついに姉弟で行為に及んでしまいます。

近親相姦の背徳感は薄めでいちゃいちゃで更にセックスに及んで終わります。

「カスタム柊さん」
男の北宮視点のお話。柊という女生徒と付き合ってます。
柊はやや言葉遣いが強気ですが、妄想癖があって恋人繋ぎをしただけで「中出ししたいのサイン」とかいう少々変わった女生徒です。

トントン拍子でエロシーンに入りますが、「ゴムは着けさせたら失礼」という柊を変わってるとは思いつつも生で行為に及ぶ誘惑に北宮は勝てませんでした。

ずれているけど役得だと思い、さらに行為はエスカレートします。
危険日だからとアナルセックスに及び、余り知識がないことをいいことに言葉責めをはじめて
最終的には中出しで、甘々なまま終わります。

「アネトリ」
男の守視点です。親代わりで育ててくれた姉は新婚ですが、姉に対する気持ちを抱えている守は義兄を「良い人」だと認識しておりますが複雑な想いを抱いてます。

少し早めに帰ったある日に、姉と義兄の激しいセックスを目撃します。
こっそりと覗き込んで守が自慰に耽る中で義兄が仕事から呼びだしをくらいます。火照った体を持て余している姉の元に守が帰宅し遂に押し倒します。

姉は姉弟だから許されないと口では言いつつも体はしっかりと反応しています。
そのまま守がやや強引に本番までガッツリと行為に及びます。

姉は夫に対して罪悪感を抱く中、守は姉は自分のものだと独占欲を剥き出しにして朝まで犯し続けて終わります。

総数217頁。値段に対してお手頃か値段以上かは趣向が合致するかにもよるかもしれません。
絵は万人向けで、女性の体もエロく実用性も高めです。

短編集のせいか、NTR要素がある作品も片手落ちで寝取った感覚も読者意識では少なく感じるかもしれません。
ヒロイン達は最初からエロく、快楽に弱く、徐々に開発するというよりも即堕ちの風味ですが。絵が気に入れば文句のない短編集です。
基本的にはハッピーエンド風味が多いですので、その点はご留意ください。

タネツケアナバ

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『COMIC X-EROS』の急先鋒・kiasaのワニ初単行本!

誰にも教えたくないチンスポットで子種を撒き散らす放射短編集です。
すれ違うふたりがなし崩し的な恋愛に身を溶かす「くずし」二部作や仮面ビッチが同好の士とどうこうシまくる「穴場のアナば」ほか、汁人ぞ知る淫獣の地を生リポート。
定員1名のカクカクシェルターに潜入する1冊です。

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以上『タネツケアナバ』の紹介でした。